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帰国子女としての英語力

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フォロワー様よりご質問がありました

近々ご主人が駐在のために海外へ行くが、

2年ちょっとの予定なので、

小学4年生のお子様を連れて帯同すべきか迷われている。

 

果たしてどの程度の英語力がつくのかなどの参考にしたいので、

私自身の帰国子女としての経験を聞きたい。

 

とフォロワー様からご質問をいただきました。

 

ご質問をありがとうございます。

voicyでも話す予定ですが、

一旦私の頭の整理のためにここにも記しておきますね。

 

私の話 イギリス編

私自身の話をしますね。

 

父は銀行員でした(現在は自由気ままの身😊)。

 

駐在のため、イギリスそしてアメリカへ行き、

家族は帯同しました。

 

私は3歳から5歳までイギリスのロンドン。

5歳から9歳までアメリカのニュージャージー州で育ちました。

 

全て現地校へ通いました。

 

イギリスの時は、幼稚園のようなところに入り、

それもかなり厳しい私立の幼稚園だったので、

ビシバシと英語や他の勉強もした、ようです😊(ほぼ覚えてません)。

 

でも、3歳までには日本語を大体覚えていたわけなので、

いきなりの異文化と知らない言語の環境に入ってストレスが凄かったからか、

トイトレも終わっていたのに、またおねしょが始まったそうです。

 

漫画にしましたが、

人生初めての学校がいきなりスパルタな異文化幼稚園だったので、

そこそこ印象には残っています。

 

漫画はコレ「イギリスでの行き渋り」

 

でもここでの経験のおかげで、

イギリスを去る5歳の頃にはペラペラになっていたし、

文字も概ね書けるようになっていたはずです。

 

ナイフとフォークも綺麗に使えるまでになり、

母が言うには、「ピシっ」としていたそうです。

 

でもこれもアメリカへ行ってすぐに崩れます😂

 

私の話 アメリカ編

さて、5歳からアメリカへ行くわけです。

私の思い出はここのほうが強く、郷愁を感じるのもアメリカです。

 

ここではまずは公立のキンダーガーデンに入り(幼稚園)

そのまま小学4年生の入口まで過ごしました。

 

めっちゃくちゃ緩いわけです。

そして自由。

 

それが私にはとても合っていたと思います。

参考まで私のアメリカでの思い出漫画はコレ

 

辛い思い出はほぼありません。

 

とにかく自分は自分で良かったし、

個を尊重する雰囲気がとても好きでした。

 

日本人としての自分も好きだったし、

みんな違ったから、自分が浮いているなどと思ったこともありませんでした。

 

ワードパズルをしたり、工作したり、

小学3年生までは本当にお遊びメインだったので、

本当にのんびりの日々。

 

英語、地理、社会、理科、算数など英語でほぼ勉強したことがなかったのです。

(小学4年生からいきなり色々始まる)

 

語学力としては、現地校だったので、

日常会話もネイティブと同じだったでしょう(小学生レベルの)。

 

そして帰国

ここで私の試練は始まったと言ってよいでしょう。

 

日本に帰国して自分が浮いていると初めて感じました。

そもそもアメリカでは土曜日だけ日本人学校へ行ってたのですが、

その雰囲気が全く好きじゃなかったのです。

 

「みんなで一緒」という雰囲気に違和感がありすぎて、

最後まで馴染めませんでした。

 

それが帰国したら毎日続くのです😂

 

ここでもまた異文化を受け入れるのに長いこと要しました・・・

 

結局英語力は?

さて、私の思い出話などはこれくらいにして、

とりあえず3歳から9歳まで英語圏で暮らしたという背景があったということです。

 

で、その後の私の英語力だけに焦点を当てると、

 

特に塾などに通うこともなく、

独学でたまに英語に触れる程度に英語は続けていました。

 

母は英語教師でしたが、特に習うこともなく(喧嘩になるし)、

短期間の間、母の同僚の外国人に英語を習った時期もあったけど、

つまらなくなってすぐに辞めました。

 

なので、きちんと英語を勉強したのは中学校に入ってからでしょうか、

授業の範囲で。

でも文法を今更やる意味がわからず、一つも覚えることなく、

すべて感覚でテストを乗り切りました。

(海外で日本語のテストを受けるようなイメージです)

 

自分が自主的に英語と触れた時間といえば、

通学時間の長かった中高時代に洋書をたくさん読んだくらいでしょうか。

これは色々と背伸びしながら読んだ覚えがありますが、

不思議と一生懸命読むうちになんとなくわかるようになった記憶があります。

John Grisham などのサスペンスものが好きでした。

 

で、中高のどこかで、英検準1級を受けて合格したのと(1級は難しそうだから受けてない)

大人になってTOEFLやTOEICを受けました。

 

TOEICは監査法人入所時に受けさせられたのですが、

900点超満点未満でした(履歴書作成のために最近引っ張り出して確認したのです😊)

 

それ以降は何も受けていません。

 

感覚としては、9歳まで日本にいたら、日本語のテストはそれくらいとれるのでは?

という気はします。(多少のテクニックはいると思うけど)

 

今は英会話は理解できると思うけど、

とにかくアウトプットなんぞしてないので、

外国人と話してもまごまごするだけでしょうw

 

そんなレベルです。

 

なので、TOEIC900点超というと「わお!」と思う人が多いと思うけど、

実際話すとなると「はぁ?」となると思いますね😊

 

道具(英語)をあまりに使ってないので、

自分の中で生きた英語力はもうほとんどないと感じていますね。

 

ただ、少しリハビリすれば使えるようになるかな?というイメージがあります。

2つ下の妹の話

私の2つ下の妹は小学1年生までしかアメリカにいなかったわけだけど、

 

日本に帰ったらそれなりに英語の基礎ができていたから、

英語は得意科目にはなっていました。

 

但し、私よりはあまりわかってなかったから、真面目に英語の勉強をしてました。

 

理系の大学を卒業したあと、

アメリカに渡り、博士課程をとって今は日本でお仕事してます。

(でも日本文化はやっぱり肌に合わないと言っている)

 

論文も読めて書けるから、もうTOEICとかそんなもんいらないレベルで、

私より遥かに英語力を身につけました。

 

色んな帰国子女がいます😊

 

 

でも言えることは、幼い頃に英語に直接触れておくと、

あとあと土台になってさまざまに活かせるということかもしれません。

まとめ

最後に時系列で英語力を!というご要望だったので、

ざっと書いてみます。

 

3歳〜5歳 英語力0から日常会話ができるようになる。読み書きもできる。

5歳〜9歳 現地校の人と同レベル。英語力補助クラスへいく必要はなかった。

 

こんな感じです。

何かのご参考になれば幸いです。

 

お子様は小学4年生とのことなので、

異文化に戸惑うことが多いかもしれませんが、

きっと英語力以外にも得られるものもたくさんありそうと思います😊

 

英語はただの道具なので、

別の目的をもってこそ身につくのでは?と思います。

 

必要になったら身につくのです。

 

でも必要になる場面って日本にいる限りなかなかない!

だから日本にいながらにしてペラペラになる人などほぼいないのです。

 

なので、私なら現地に行って英語に触れる機会が直接あるのなら、

是非2年でも行ったらいい!と考えます。

きっと何かしらの土台が出来ることでしょう。

 

それに、異文化に触れる貴重な機会は人生にそうそう訪れるものではないと感じます。

 

Ayumiの頭の中徒然日記教育
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