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すべてが糧になっている

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ご相談を頂くことが増えてきた

最近DMをいただくことが増えてきた。

 

それも公認会計士アカウントのDMだ。

 

内容は大雑把に言ってこういうかんじである。

 

「私でも会計士になれるでしょうか」

「いい大学ではないけれど大丈夫でしょうか」

「社会人ですが、なれるでしょうか」

「女性は働きやすいでしょうか」

「子供を産んでも働けるでしょうか」

 

一つ一つ、今のところは時間を見て

丁寧に回答させていただいている。

 

女性会計士が増えたらやはり嬉しい。

 

正直いうと、女性会計士という職業になってくれることが嬉しいのではなく、

人生にどこかしらくすぶりを感じている女性たちが

自分の殻を破って強く踏み出していくことが嬉しいのかも。

 

私もそうだったから。

私はどうだったのか

私は大学4年生の頃など

人生どうでも良くなっていた。

 

理由は色々あるけれど、

とにかく全てに無気力になっていたのだった。

 

自分を全く大事に出来ていなかったし、

周りがせっせと就活している様子に

違和感しか感じず、素直に波に乗れないでもいた。

 

そんな中、その頃に今のオットとなる人に

こんな質問をした。

 

「私、就職したほうがいいのかな?」

 

どんだけ自分の人生に投げやりだったのか

分かっていただける質問かなと思う。

 

そのときオットとなる人は言った

 

「うーん、別にどっちでもいいとは思うけど、

どちらかというと就職しておいたほうがいいんじゃないかな?」

 

ってことで私は

ふと手にした雑誌の裏の宣伝に載っていた

とある保育園経営会社に応募することにした。

 

唐突!

 

人生直感だらけ

そう、私は人生をだいたい直感で生きてきた。

 

だから、監査法人の就活の時にも

「…なぜ、、、4年生大学のこの学部から突然保育会社に就職し、

そして…会計士に?」

 

みたいに言われる人生を送ってきているのである。

 

特に深い理由なんでない、

私は直感で生きているのだからっ!!

 

ま、でも監査法人の面接の時は

もちろんそれらしい何らかの理由をつけて

どうにか論じた気がするが、覚えていないw

 

とにかく、保育会社の話に戻る。

 

直感でそこの会社にメールを送り、

面接まで漕ぎ着け、

さっさと内定をいただいた。

 

しかもその会社の新卒第1号だった。

それなりに老舗の保育会社だったが、

中途採用ばかりで新卒は受け入れたことがなかったようだ。

 

ちなみに私が大学卒業時に受けた会社は

そこだけであった。

 

もう人生どうでもよかったから、

とりあえず卒業後4月からやることだけは

決まったからそれだけで万々歳だ、という気持ちだった。

 

保育会社での日々

これが結構楽しかった。

 

すごく人生回復した時期だった。

 

色んな人間関係に疲れ果てていた心が、

子供達との無垢なやりとりに心がとにかく浄化される日々だった。

 

おそらく大学の同期たちは

有名大手企業に行き、私の何倍ものお給料をいただいていただろう。

 

でも私はそこに何の興味もなかった。

ただただ心穏やかに自分が必要とされるその環境にいられることに

感謝する日々だった。

 

しかし次第に、

心も回復してくると、

会社自身の綻びに目がいくようになった。

 

保育自体の仕事や仕事仲間はとても楽しかった。

 

でも上層部のあれこれに辟易することが増え、

それをうまいこと指摘したり説得できない自分に

やるせなさを感じるようになったのだ。

 

もっと力をつけて上層部にギャフンと言わせたいw

 

そう思ったので、

何かしら知識をつけてやろうと思った。

 

会計士試験との出会い

そして同時に、

今のオットとなる人(以下オット)も

IT企業に勤めつつも休日はゲームばかりしていたので

私は彼には何かしら身になるものをもっとやって欲しいと思うようになっていた。

 

「だったら何か資格試験の資料でも集めてきてよ」

 

と彼はいうので、

片っ端からパンフレットを持って行ったところで

決まったのが公認会計士だったのである。

 

「どうせなら一番難しいやつを狙おう」と。

 

オットは簿記3級を持っていて

馴染みもあったから、会計系の資格にしたいと思っていたようだ。

 

この時点では、

オットだけがやればいいと私は思っていたんだが、

 

「え、どうせなら一緒にやろうぜ」

とまさかの誘いを受け、

 

何かしら知識を仕入れたかったのは本当だが、

私もこれ目指すのぉーー?!という感じで、

しぶしぶやることになった、、、

というのが本当の経緯だw

 

そこからが本当に大変だった

目指すと決めたなら

あとは

 

「やるかやらないか」

の世界だった。

 

というのが今になって言える

結論である。

 

DMでいただく内容に

「そもそも会計士試験自体をやるかやらないか」

を迷われている方もいるのだけれど

 

そこは色々な事情を鑑みて決めていただくしか

ないのだけど、

20代であるなら迷わずやってみては?!とお薦めしちゃう。

 

20代。自分に投資をして損はないと思う。

 

30代、40代になるとそれなりに色々な

事情を天秤にかける必要もでてくるかもしれない。

 

でも20代。

やってみたいなら是非やってみな!という感じです。

 

で、決めたなら、の話に戻ると、、、

 

そこからもまた

「やるかやらないか」の世界なのであるよ(2回目)。

 

ちゃんとやれば、

やっぱり合格するのだと思うんです。

 

だからって簡単じゃない

で、「やる」が2文字でとても簡単そうだけど、

これが非常に大変。

 

「やれない」ことのほうが多いというのも現実かなと思う。

 

受験者の10%未満しか受からない試験なので、

合格するためには、

集団のトップにいないと当然受からないのだから。。。

 

だからここでいう「やる」っていうのは、

集団のトップ、合格圏内に入るための努力を日々「やる」

ということである。

 

それはどうしたらそうなるのかっていうのは、

案外地味で、

毎日毎日自分との約束を守ることだったように思う。

 

意外と隣のあいつを意識するとかよりも、

自分自身を意識し始めた時に、

合格への道が動き始めたように思う。

 

出来る人の勉強法を真似るだとか、

合格ノウハウの本を読むだとか、

そういうことじゃなくて

 

敵はやっぱり自分なのである。

 

とにかく自分の弱点を日々地道に地道に無くしていくだとか、

とにかく今の自分の状態を把握して、

分からないことは先生に質問するなりして潰していくだとか

そういうことの繰り返しをただひたすらにやり始めた時に

集団の上位にいくようになったと感じている。

 

だから、そういうことを

ただひたすらに出来る人って意外といないのだと思う。

 

簡単じゃない。

 

でも必ず自分なりの必勝法ってのはあって、

それを見つける作業が合格への道なのだと思う。

 

それを見つける覚悟を決めて、

是非挑んでほしいと思う。

 

そのあとの世界

で、その後の世界。

 

つまり合格後の世界。

 

これは個人個人で全然違う道が待っていると思う。

 

私は、というと、

会計士という箔をつけたおかげで、

本当の自分と向き合えたと思っている。

 

本当に自分の中でやりたかったことと

ようやく向き合えていると感じる。

 

冒頭にも書いたように

私はとにかく自分に自信もなく、人生投げやりになっていた。

 

だけれど、会計士試験を通して、

自分自身を取り戻したと感じている。

 

自信がついた。

 

自分って地道に努力すればできるじゃーんっていう自信である。

 

だから、漫画家にも挑戦できているのだと思う。

 

なーんで、保育からの会計士からの漫画なのよ!

ってなると思うけれど、

 

全部意味のあったことだと私自身は感じている。

 

投げやりだった人生に、

愛と意味と潤いをくれたのが保育であり、

 

自分もやればできると

自信をくれたのが会計士であり、

 

人にも喜んでもらえることが自分の喜びであると

生きがいを得られるのが

漫画家なのである。

 

そしてもう一つ、

私は家事育児も実はとても好きなのである。

 

おうちで作業するのがとても好き。

子供達と同じ空間にいるのが好きで、

お母さん業が好きなのである。

 

側から見ると

支離滅裂で遠回りのような人生であったけれど

全てに意味があったと私は思っている。

 

無駄なことなど一つもなく

全部糧になっている

迷っているあなたへ

だから、今道に迷っているみなさん、

 

会計士試験に興味が湧いたのなら、

数ある資格の中でピンときたのなら、

何かのご縁よ、目指してみたらいいじゃないと思う。

 

社会人の方でそういう方がいらっしゃるなら、

ぜひ挑戦してみたらいいと思う。

 

「やるかやらないか」

それだけのことであり、

大抵は「やらない」のである。

 

でも「やる」と粘ってみたら

そこで見える世界はやはり格別だと思う。

 

自分の殻を破ることになり

世界観が変わってくると思う。

 

もちろん合格後の世界も甘くはない。

会計士の仕事は過酷である。

 

だけれども、そこからもまた色んな選択肢が待っているから、

きっとそれぞれにいい道をみつけることができると思う。

 

 

 

 

 

公認会計士漫画徒然日記
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