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中学受験と公認会計士試験で得たものとは

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中学受験について長女と話す

昨日少し中学受験について長女と話してみた。

 

小学3年生も終わりなので、

少しずつ私も意識し始めたのは否めない。

(本格的に始めるにはまだ早いと考えているが)

 

同じマンションの子供達はほとんど地元の中学へは進まないと聞く。

 

だからって我が家もそうする、という流れはとりたくない。

 

でも子供達にはきちんと自分で考えて答えを出して欲しいから、

少しずつ情報を提供したいと思っている。

親の意向

どうしても中立に情報を提供するだけには

ならないのだけど・・・

 

やっぱり自分の思うところとか意見を交えて話してしまう。

 

それでも「ただ塾へ行け」「周りがそうだからそうしろ」

というよりかは遥かにいいだろう。

 

私の場合がそうだった。

 

「来週からお友達のMちゃんが塾いくから、あなたも行きなさい」

 

小学5年生の途中で母親からそんな宣告(笑)をされたんだっけ。

 

私はわけもわからず、何が目的かもわからず、

とりあえず言われた通り行った。

 

指定の曜日時間になったら、せっせと行った。

 

 

何一つ、身に付かなかったし、

つまらなかった。

 

そんな経験もあって、

わけもわからずただ塾に放り込むのは時間とお金の無駄だと考えている。

考えて欲しい

だから、私は子供達には

日頃から選択肢をちらつかせて、

少しずつ向き合って欲しいと思う。

 

突然ではなく。

 

私はこういう選択をした人生だったけど、

こういう点がよかった、

でもこういう点が大変だった。

 

といった体験を交えながら、

中学受験の話をしてみる。

 

先日ちょうど中高の友人たちと会う機会があったので、

あの人たちはみんな受験をして出会った素敵な仲間たちなんだ、

と伝えた。

 

私は中学受験という過程が結局大嫌いだったけど、

得たものも大きかった。

 

素晴らしい仲間との出会いだ。

 

これはお金を出しても買えないものだし、

出会おうと思って簡単に出会えるものじゃない。

 

だから、こんな自分の経験を見せつつも、

一方で受かったからといってその学校に必ずしも合うわけじゃないし、

嫌になることだってある。

 

受からないことだってある。

でもそれでもいい。

などと伝える。

 

そして最終的に自分で考えて欲しいなと思う。

 

公認会計士試験と中学受験の違い

私は公認会計士試験も受けて、合格しているが、

その時は公認会計士という資格だけではなく、

人生に役立つ大きな気づきを得たと感じている。

 

中学受験と違って

公認会計士試験なんてキラーイなんて言わない。

 

それは何故か。

 

自分と向き合って、

自分を分析して、

そうして勝ち取った結果だからだ。

 

中学受験と公認会計士試験での自分、

これらの違う点は、

 

主体的だったか否か

ではないだろうか。

 

受験のミソ

成績が悪いものはだめ、良いものだけが勝つ!

 

それは公認会計士試験ももちろん理屈としては同じなのだが、

その裏にあるものの認識の仕方が2つの受験で違っていた。

 

私自身の試験への向き合い方、である

 

小学生の頃は、

最終的には合格したいという気持ちはそのうち芽生えたものの、

周りのお膳立てで合格したようなものだ。

 

弱点を分析してくれ、対策を練ってくれた。

私は提示された問題集をただただ解いた。

 

そうして合格したのは、

自分が万能だからなんじゃ無いかって

幼い脳みそで勘違いしてしまった。

そしてこの勘違いは長いこと私を苦しめることになった。

 

一方で公認会計士試験では、

私は自分自身で弱点を探し、分析をし、対策を練った。

 

自分は基本的にサボって適当に勉強しても

自分に勝てる人間ではないとようやく受け入れ、

謙虚に粛々と自分に向き合った。

 

受験で大事なことって、

自分の弱さを受け入れ、

自分を分析して対策を練るところだった。

 

これが受験をする時のミソではないかしら。

それをきちんとしたものが上位に来る世界でしょう。

 

小学生の自分は、

「何となくやったら受かったすごい人」

と自分をそのとき勘違いしてしまったが、

 

大人になって会計士試験を受けた自分は、

「自分の弱さと向き合ったものが勝つ世界だ」

とずいぶん謙虚になったものだった。

勝負から得られること

上記したように、

受験のミソは

 

自分と向き合い、弱さを知り、

分析し対策を練ることにあると思う。

 

それをきちんと回せたものが上位にくる世界だと思う。

 

で、これって、

大人になって分かったけど、

 

どこにでも使える力なのですよ。

 

生きる上で、とても役立つ力です。

 

だから、子供達の受験については基本的に

「勝負は受けてたつべきだよ」

という立場を取ろうかという気になっている。

 

分析と対策の力をどう小学生の子供達に

主体的にもってもらうのか、まだよくわからないのだけどね。

人生はチャンスで溢れている

一つのことにエネルギーを思い切り注ぎ込む行為は、

貴重な体験である。

 

成功しようがしまいが、

その経験は自分を客観視するいい機会になるし、

世の中の広さを知ることもできる。

 

あぁ、上には上がいるんだな!っていうね。

 

無駄な勝負などないのだろうと思う。

失敗したっていいんだよ、また違うチャンスがあるのだから。

 

それは何度も会計士試験を落ちている私だからまた言える言葉でもある。

色んな道を選んできた自分だから言える言葉でもある。

人生色んな道が用意されてますから!

 

粘り強く、泥臭く、

その時間は人によってまちまちなんだけれど、

自分の弱さと向き合っていた日々はその一つひとつが糧になっていると

今は感じている。

 

そんな話をこれからもちょいちょいしながら、

子供達の考えを尊重したいなと思っている。

教育育児日記
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