長男の場合
さて、今日は長男（小2）の話。
長男は割と前向きで積極的な男子なので、
あれもやりたいこれもやりたい！
というタイプ。
ドラム、ギター、サッカーを習っています。
最初にドラムを提案したのは私だけど、
「もう1つメロディーが弾ける楽器がやりたい」と言ったり、
「運動したい」と長男の希望でギターやサッカーを始めました。
ギターのはなし
ギターは実は私も一緒に習っています。
長男の2つ目の楽器を探すときに、
一緒に体験に行く中で、
「送り迎えするくらいなら、私も一緒に習っちゃえばいいのでは？」
と思ったのがきっかけです。
楽器を習うことの大変さ
自発的にギターを始めたものの、
楽器を習う大変さってやっぱり…
練習をどうするか！
ですよね。
私自身も小さい頃からピアノを習ってきましたが、
この練習をすることへのかなりのトラウマを抱えてきたので、
子供たちにはどうしたらいいのか、かなり悩んできました。
楽器は癒し。自分を投影できる相棒。
（ピアノとはこのような関係に残念ながらなれていない）
子供たちは、
楽器とそんないい関係になれたらいいのになぁと、
様子を見ながら対話や葛藤をしてきました。
毎日練習、が大事だと思ってる
で、色々考えたんですけど、
やっぱりそのためには毎日練習なんだろうなと思っているんです。
私は特に、だけど、
何を目指しているわけでもないんです。
でも毎日練習することが大事なんだろうなって。
歯を磨くようにして、
楽器を練習しないと気持ち悪いくらいになるまでの
習慣づけがなかなか大変だけど、
これはとても大事だと思っていたので、
根気よくどうにか続けられるように
「1分でいいからやろう！」と伝え続けました。
その理由
毎日練習することで、
当たり前だけど僅かずつ楽器は上手になってきますね。
そうすると、自然といつかは好きになる時がくるんだと思っているのです。
好きになって、自分の得意な楽器だなぁと実感して、自信にもなるのです。
そういう好循環ができることが目的です。
この好循環は楽器にとどまらず今後の人生でたびたび使える感覚だと考えています。
まずはとりあえず楽器を手に取れるように、
すぐ目に見えるところに置き（リビングにドーン）、
まずは私が練習を始めるという行動を根気よくやってきました。
気分の乗らない時もありますね。
私だってあります。
でもそういうときは「1分でいいからやろう」
と長男にも自分にも言い聞かせて、何とか続けてきました。
他の楽器をやってない人より、
毎日毎日目に見えない上達でも、
積み重なると大きな変化となっていきます。
実際そうなりました。
超絶無口な先生に褒められた
「こんなにギターがうまい小2は見たことありませんね」
と突然先生が、
超絶無口な先生（失礼！）が昨日話し始めたので、
びっくりしました。
先生の贔屓目で言っていただいたのでしょうが、
親としてはとても嬉しい言葉でした。
私も手放しに褒めたくなりましたが、
レッスン後、長男にこう言いました。
「先生、褒めてくれたね。
毎日毎日練習した成果だね！」
とにかく本人に素質があるだの、そういうところじゃないんです。
そこは褒めるポイントじゃなくて、
実際に起こした日々の行動が褒めるべきことだと思いました。
小学2年生…。
そうだ、この子はまだ小さい子供だったんだわ。。。
とふと気づいたりなどしました。
実は大人のギターレッスンコースを私に合わせて取ってくれていて、
それも相当進捗早くテキストを進めてきました。
私も毎日本気で練習してますが、
本当に長男も進捗が同じ、むしろ上達が早いです。
ついてこれる本人の素質などもあったのだろうとは感じるけど、
でもそれは本人にはどうしようもなくて、
それをどうするかは本人の行動次第でしょう。
毎日1分でいいから練習しようを続けてきたからこその成果、
超絶無口な先生（しつこい）からの貴重な褒め言葉だと思ったので、
嬉しかったんです。
素質や才能は、
地道な練習をするからこそ伸びるものなんだと、
実感してもらえたら嬉しいなと思ったのです。
もって生まれたものを生かすのは、
自分の行動次第、それも地道な地道な泥臭い行動次第。
だから、
毎日やってきた具体的な行動に焦点をあてて褒めました。
「この子はすごい。あなたはすごい。」
ではなくて。
毎日毎日練習したことがすごい！のです。
自分を活かすための行動を実際に起こしたことがすごい！のです。
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